外国人女性と日本人女性が話し合うピアサポート・ ミーティングのファシリテーター養成講座➂ プフーのファシリテーション方法と実践
講師:外国人女性の会パルヨン代表理事 ハッカライネン・ニーナ
ピアサポート・ミーティングとは「同じような立場にいる人同士が話し合うことによって、お互いを支援するミーティング」です。
ファシリテーターとは「この話し合いを円滑に進める為の進行役」です。
外国人女性の会パルヨンは、2007年から日本に住んでいる外国人女性を支援しています。この支援の一環として、「外国人女性のための何でもしゃべれる会「プフー」」というピアサポートミーティングを、京都(京都府国際センター)、東京(しんじゅく多文化共生プラザ)や、オンライン(ZOOM)で開催しています。「プフー」では、外国人女性が話したいテーマによってグループに分かれ、話し合います。テーマは主に、子育て、医療、近所付き合い、就職、日本語の勉強、文化の違いなどです。共通語は日本語ですが、必要に応じて、英語で話す小グループもあります。
プフーはNHKのドキュメンタリーで紹介されています。次のリンクからご覧になれます。https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/callhome/20200406/2087003/
今回の講座で、このプフーのファシリテーターを養成します。講座はオンライン(ZOOM)で開催されます。
4回の連続講座です。一回のみのご参加も可能です。
講座は録画されます。当日参加できなかった場合、後日、録画を観ることが可能です。
三回目の講座では、外国人女性のご自身の考え方を尊重する、彼女らの主体性を大事にするアプローチについて学びます。外国人女性が話すことによってリラックスできる場合がありますが、情報や具体的にアドバイスがほしい場合もあります。外国人女性のニーズを探りながら、最も適切な接し方を探してみます。この「プフー」特有ななファシリテーション方法を小グループで練習します。
参加費 1000円 お申し込み http://ptix.at/xjaNXq
参加費 全講座4回 4000円 全講座 https://peatix.com/group/8831731/events
最終回(4回目の)のテーマはウクライナ避難民支援です。3月に開催予定です。
外国人女性、日本人女性のご参加は大歓迎です!
講師のプロフィール
ハッカライネン・ニーナ (Nina HAKKARAINEN)
外国人女性の会パルヨン代表理事
フィンランド出身。1992年に来日。成蹊大学及び東京大学大学院に留学,1996年にヘルシンキ大学大学院修了。日本企業勤務,語学学校校長,大学教員などを経て,2007年に,京都に暮らす外国人女性のサポートを目的に「外国人女性の会パルヨン」を設立。外国人住民の視点を活かした生活ガイドブックの作成や,防災対策,京都マナー、「やさしい日本語」などに関する講座を開催している。2018 年に日本人向けのガイドブック「となりの外国人とのおつきあい」を作成。2019年に外国人女性のサポート電話・チャット事業を開始。2016年に「未来の京都まちづくり推進表彰」、2018年に、「地域力アップ推進事業者等表彰」、2020年に「京の公共人材大賞最優秀賞」を受賞。